明けましておめでとうございます。

1年10ヶ月あまりに及ぶコロナ感染拡大は社会生活に大きな影響を与えた。最も大きいのは経済活動の縮小だろう。多くの企業が売り上げの減少や縮小を余儀なくされ、消滅した企業もある。
また、子どもたちにも大きな影響を与えた。対面授業が出来なくなり、家庭での長期待機やリモートでの授業など今まで経験したことのないことばかり強いられた年となった。授業進度への影響や受験を控えている子どもには、その遅れが大きな問題にもなった。
しかし、悪いことばかりではない。学校生活においてはコロナ感染に対応するノウハウが徐々に生まれてきている。リモート授業のノウハウも、実践を通しながら着実に確立されてきている。コロナ感染の困難を乗り越えるいろいろな知恵が、あちこちで少しずつだが広がって来ている。

そんなことを見ていると、人間はなんて強い生き物なんだろうと思う。
昔、生物学者が環境に合わせられない生物は、恐竜のように絶滅して行くと言っていたが、それを感じてならない。
人間は知恵を持つ地球最強の生き物である。知恵を活かし、この困難をきっと克服出来ると思っている。
今年は子どもたちの為にも、コロナ感染を克服し、マスクをとって歩ける良い年にしたいものである。